歌う効果 認知機能向上 唾液増 須坂エクササイズ
MCの国井さんか゜本格的にシャンソンを勉強し、
ライブハウスでシャンソンを歌う様子を紹介したり、
歌声喫茶に集うシニアの元気な様子の紹介を冒頭
にし、歌うことと健康の効果についての内容だった
のが、以下の番組です。
10/23 NHK Eテレ 団塊スタイル
■淑徳大学教授 医学博士
高橋 多喜子先生
先生は認知機能の高齢者に向けて音楽療法を
実践。
ウォーミングアップ、呼吸法、合奏団などを
取り入れて、認知機能の維持改善を図っている。
歌うことの良さは以下の3つにまとめられる
①コミュニケーション効果
--他の人と話ができる
②回想効果
軽度・中度の認知症高齢者を対象になじみの
歌を歌ってもらうと当時の記憶や感情がよみがえった。
そして元気になった。
③運動効果
中度・重度の認知症高齢者を対象に週1回
歌いながら合奏などをやるグループと
やらないグループを比較した。
1年後、歌いながら合奏などをやるグループは
最高血圧の上昇が抑えられ、有酸素運動を
行うのと同様の効果があった。
歌いながらリズムを取ったり体を動かしたりすると
前頭葉の機能がアップした。
先生お勧めの方法 運動効果アップの歌い方
ペットボトルにビーズを入れて、それを持って
頭上に持ち上げて振り、また、下に下げて
振り、リズムをとって歌うと健康効果が増進。
「同質の原理」
楽しいときには楽しい歌を歌い、悲しい時には
悲しい歌を歌うことでスッキリする。
■長野県須坂市
須坂エクササイズ
市の老人施設では歌いながらエクササイズ
保健指導員が考案 30年前スタート
①県の歌 「信濃の国」を歌いながら運動
1番に合わせ肩こり予防体操
2番では腰痛予防
②おさるのかごやでは
筋力アップ&尿の失禁予防体操
*2週間に1回2時間の体操
■東北福祉大学 教授
船渡 忠男先生 高齢者の健康増進が専門
「歌と運動の研究」
歌いながら体を動かすことを90分
するプログラムを3ヶ月間定期的に
行った。
その結果、プログラムの前後で、特に左脳の思考、
感情、伝達、理解が向上した。
1つは目からの刺激、2つ目は自分で大きな声を出すので
心肺機能を使うので、体の健康に良い。
そして脳への刺激になっている。
■ 東京 国立市
表情筋を鍛えて歌おう 講座 月2回開催
講師 常岡 治恵さん オペラ歌手
表情筋を動かす。口や表情を意識する。
一語一語はっきり歌うことで口の周りの筋肉が
鍛えられ、唾液の分泌を促す。
口腔ケアで用いられている運動も。
■鶴見大学歯学部 教授
斎藤一郎先生
歌うことと口の健康に着目
高齢者における歌うことの心身への効果の
可能性を論文に発表
唾液の分泌は非常に重要で、その量が減ると
口臭の原因になったり、虫歯や歯周病のリスクが
高くなったりするが、歌を歌ったあとには、唾液の
量も増えるという結果が得られた。
発表の論文では
60歳以上の男女44人に3曲歌ってもらい、
歌う前と後での唾液の量の変化を調べた。
歌った後に著しく唾液の量が増えた。
誤嚥の研究
ふだんカラオケに行かない人に週4日程度
8週間にわたって歌ってもらった。
↓
30秒間でどれだけの回数、唾液を飲み込めるかを
調べた。
試験前 4.2回程度 平均
4週間後 5.2回程度
8週間後 5.8回程度
歌を歌うことで口の機能を維持するための筋力が
鍛えられ、気持ちに負担がある方がストレスの
改善になったりし、心と体の両方にいい影響があると
考えられる。
■東京 清瀬市
「脳トレ元気塾」 2015年6月からスタート
おおむね65歳以上を対象
参加者はスクリーンの映像を見ながら
2人1組で歌いながら、交互に異なる動作を
行った。
---腕など日常よく使う筋肉の向上を目的
大手カラオケメーカーと大学との共同開発の
ソフトを使って開催している
*カラオケの中に機能向上トレーニングが
300種類以上付加された機器
**もともと歌うことは好きですが、
よし歌ってやろうという気持ちになりました。**
ライブハウスでシャンソンを歌う様子を紹介したり、
歌声喫茶に集うシニアの元気な様子の紹介を冒頭
にし、歌うことと健康の効果についての内容だった
のが、以下の番組です。
10/23 NHK Eテレ 団塊スタイル
■淑徳大学教授 医学博士
高橋 多喜子先生
先生は認知機能の高齢者に向けて音楽療法を
実践。
ウォーミングアップ、呼吸法、合奏団などを
取り入れて、認知機能の維持改善を図っている。
歌うことの良さは以下の3つにまとめられる
①コミュニケーション効果
--他の人と話ができる
②回想効果
軽度・中度の認知症高齢者を対象になじみの
歌を歌ってもらうと当時の記憶や感情がよみがえった。
そして元気になった。
③運動効果
中度・重度の認知症高齢者を対象に週1回
歌いながら合奏などをやるグループと
やらないグループを比較した。
1年後、歌いながら合奏などをやるグループは
最高血圧の上昇が抑えられ、有酸素運動を
行うのと同様の効果があった。
歌いながらリズムを取ったり体を動かしたりすると
前頭葉の機能がアップした。
先生お勧めの方法 運動効果アップの歌い方
ペットボトルにビーズを入れて、それを持って
頭上に持ち上げて振り、また、下に下げて
振り、リズムをとって歌うと健康効果が増進。
「同質の原理」
楽しいときには楽しい歌を歌い、悲しい時には
悲しい歌を歌うことでスッキリする。
■長野県須坂市
須坂エクササイズ
市の老人施設では歌いながらエクササイズ
保健指導員が考案 30年前スタート
①県の歌 「信濃の国」を歌いながら運動
1番に合わせ肩こり予防体操
2番では腰痛予防
②おさるのかごやでは
筋力アップ&尿の失禁予防体操
*2週間に1回2時間の体操
■東北福祉大学 教授
船渡 忠男先生 高齢者の健康増進が専門
「歌と運動の研究」
歌いながら体を動かすことを90分
するプログラムを3ヶ月間定期的に
行った。
その結果、プログラムの前後で、特に左脳の思考、
感情、伝達、理解が向上した。
1つは目からの刺激、2つ目は自分で大きな声を出すので
心肺機能を使うので、体の健康に良い。
そして脳への刺激になっている。
■ 東京 国立市
表情筋を鍛えて歌おう 講座 月2回開催
講師 常岡 治恵さん オペラ歌手
表情筋を動かす。口や表情を意識する。
一語一語はっきり歌うことで口の周りの筋肉が
鍛えられ、唾液の分泌を促す。
口腔ケアで用いられている運動も。
■鶴見大学歯学部 教授
斎藤一郎先生
歌うことと口の健康に着目
高齢者における歌うことの心身への効果の
可能性を論文に発表
唾液の分泌は非常に重要で、その量が減ると
口臭の原因になったり、虫歯や歯周病のリスクが
高くなったりするが、歌を歌ったあとには、唾液の
量も増えるという結果が得られた。
発表の論文では
60歳以上の男女44人に3曲歌ってもらい、
歌う前と後での唾液の量の変化を調べた。
歌った後に著しく唾液の量が増えた。
誤嚥の研究
ふだんカラオケに行かない人に週4日程度
8週間にわたって歌ってもらった。
↓
30秒間でどれだけの回数、唾液を飲み込めるかを
調べた。
試験前 4.2回程度 平均
4週間後 5.2回程度
8週間後 5.8回程度
歌を歌うことで口の機能を維持するための筋力が
鍛えられ、気持ちに負担がある方がストレスの
改善になったりし、心と体の両方にいい影響があると
考えられる。
■東京 清瀬市
「脳トレ元気塾」 2015年6月からスタート
おおむね65歳以上を対象
参加者はスクリーンの映像を見ながら
2人1組で歌いながら、交互に異なる動作を
行った。
---腕など日常よく使う筋肉の向上を目的
大手カラオケメーカーと大学との共同開発の
ソフトを使って開催している
*カラオケの中に機能向上トレーニングが
300種類以上付加された機器
**もともと歌うことは好きですが、
よし歌ってやろうという気持ちになりました。**