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2017_06
30
(Fri)22:06

「食は薬なり」 -漢方的食のすすめ- 須藤朝代

表題の書籍を読みましたので、要約をお伝え致します。

薬剤師である著者は、あるカルチャーセンターで開催の渡邊武先生の漢方講座に出席し、
その魅力に感嘆し薬局を開業しました。以来30余年薬系漢方家として多くの患者さんと
向き合い、その体験から学んだことをまとめたものが本書です。




-------------ここから引用 抜粋 要約-------
1.なぜ病気になるのか

  気の流れ、血の流れ、水の流れがスムーズに循環していれば健康体です。その流れが
どこかで滞ると病体になります。自然界でも流れないものは腐っていきます。
それを漢方では気滞証、血滞証、水滞証、気血証、気水滞証、水血滞証、気血水滞証の
7つが根本原因と考えます。

2.水は控えて鹹(しお)を摂ろう

 私が申し上げるのは昭和46年までの伝統的な方法で塩田で製造された「鹹(しお)」で、
塩ではだめです。
塩は海水中から化学的な方法で短時間で製造されますが、これは塩化ナトリウムの濃度が
高くなり、大切なミネラルが排除されています。

塩の摂りすぎは当然体を害します。鹹は94種類以上のミネラルを含んでいます。
医師であり科学者の真島真平さんが「現代病は塩が原因だった」泉書房で詳細を
述べられていいます。

3.病気を治す基本は鹹

水飲み健康法は間違い。血液サラサラ運動はいいが、水をがぶがぶ飲めばサラサラに
なるのは間違い。

飲んだ水がいきなり血管に入るわけではありません。漢方では胃に
余分な水が溜まれば「胃内停水」と表現し、病の始まりと考えます。腸に溜まれば
「腸内停水」と表現し、それも病の始まり。

人体は常に一定の塩分濃度を保っていなければ正常でなくなります。
余分の水を尿として出すためにも、0.9%の塩類濃度が必要。
水分の摂りすぎ、甘味の摂りすぎ、そして鹹不足の3拍子が揃うと小便は出しきれません。

4.数値合わせの落とし穴

現代医学は全て一律、数値一つでみな同じ薬の服用が決められてしまいます。
大丈夫なタイプもありますが、危険な場合もあります。高血圧を例に説明します。

いつも赤ら顔で冬でも薄着で暑がっている、そういうタイプは熱に傾いている陽性の方です。
漢方では黄連解毒湯という、体を冷やす薬を処方して血圧を下げます。
現代医学の降圧剤も効きますし、長期間服用しなければ、あまり害もありません。

一方、ついこの間まで低体温、低血圧だったのに、ある時期から急に高血圧に変わった
という方がいます。そういう方は陰性で、鹹と水の量がアンバランスのため小便が出づらく
なり、余分の水を溜めていつも冷えを抱えているとみます。

陰性の方が陽性の方と同じような血圧を下げる治療を行うのはいかがなものか。
陰性の方にとって血圧を下げることは血流が悪くなり梗塞を起こす危険が増す。

5.食の生活習慣を見直そう

江戸時代には血圧計も体温計もなかったが、漢方医学は成り立っていた。
日本の伝統食に戻しましょう。
戦後70年で食生活は激変したが、その間に日本人の大腸が欧米人と同じ短く
なってはいない。体は悲鳴を挙げている。
子供アレルギー疾患は多く、子供の白内障もあります。小学生で脳梗塞、小児がん
も増えています。
薬にたよる前に、まず食から改めましょう。

 6.命ある食べ物に悪いものはない

テレビの影響で、即日スーパーの店頭から品切れ続出という品目が毎日入れ替わる
といった社会現象など、もっての外です。皆スポット情報に振り回されて、コロコロ
変わる。そんな食養生などはあり得ません。

須藤式食養生の基本は<五味の調和>です。三千年昔から伝わる理論ですから、
時代が変わろうとも正しいものは正しいのであって、実際に人体を通して証明されてきた
のですから、これほど確かなものはありません。

7.セルフチェックのすすめ

渡邊武先生が提唱された「健康十二則」が次の通りです。
①平常心
②快眠
③臓腑器官の無意識  体のどこも意識せずに活動できている間は正常ということ
④平脈 (正常な脈)
➄安息  (正常な呼吸)
⑥快大便  
その他

************ここまで 引用 要約**************
本書で繰り返し出てくる言葉は、鹹(しお)です。

それ程までにこの食品の果たす役割は大きいものだと思います。

また、著者は薬よりまず食を変えることをすすめており、子供が生活習慣病にかかる現代において
不調を繰り返す方にとって、大きな処方箋ではないかと思います。

私の親戚で薬剤師がおります。「胃の調子が悪いときは、○○○散に頼らず大根おろしを食べろ」と
言われたことがあります。薬を紹介するものだとばっかり思っていた私は驚き、その言葉が強烈に
耳に残っています。身内なればこと、本当のことを教えてくれた気がします。

C.O.M.M.E.N.T

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